よくある質問

全般

  • Q.ルートロンの製品は全てアメリカ製ですか?
  • A.はい、開発・製造は全て米国で行われています。
  • Q.ルートロンは商品を何ヵ国に輸出しているのですか?
  • A.弊社は世界17ヵ国にオフィスを持ち、商品は100ヵ国以上に輸出されています。
  • Q.どうやって調光しているのですか?
  • A.調光器の内部にはトライアックと呼ばれる半導体が入っており、電源の周波数にあわせて素早いオン・オフをしています。50ヘルツ地域では1秒間に100回、60ヘルツ地域では120回ものオン・オフをしています。
    映画が1秒間に24コマの静止画で作られているにもかかわらず、人間の目には非常にスムースな動きに見えるのと同様に、1秒間に100/120回の高速のオン・オフは人間の目には捉えられません。下図のとおり、オフ(=通電されない)時間が短ければ照明は明るく、オフ時間が長ければ照明は暗く見えるのです。

なお、蛍光灯やLEDなど、白熱灯以外の照明器具の場合は調光方式が異なります。

  • Q.ルートロンの調光器はなぜ省エネになるのですか?
  • A.調光器は素早いオン・オフを繰り返しています。上記のとおり、照明を暗くすることでオフ(=通電されない)時間が長くなるため、消費される電力も少なくて済むのです。
  • Q.ルートロンの調光器はなぜ白熱電球の寿命を延ばすのですか?
  • A.白熱電球の寿命は熱によって引き起こされます。点灯時の熱によってフィラメントのタングステンが蒸発し、フィラメントが細くなっていくことでいずれ断線に至り、いわゆる「電球が切れた」状態になります。調光され、オフになっている時間が長くなれば、発熱量も減少するため寿命を延ばすことができるのです。
  • Q.点滅を繰り返すことで寿命が短くなるのではないのですか?
  • A.フィラメントが冷え切った状態で点灯することは確かに電球の寿命を縮めます。しかし、トライアックによる点滅は非常に素早く、フィラメントが冷える時間がないため、寿命を縮めることはありません。
  • Q.ルートロンの調光器は、ほかの調光器となにが違うのですか?
  • A.弊社は半導体を用いた調光器を1961年に、蛍光灯の調光を1974年に世界で初めて実用化しました。弊社の調光器は、人間の目が感じる照度に合わせて設計されており、調光カーブが極めて自然です。洗練されたデザインも、世界中のお客様から熱い支持をいただいております。
  • Q.調光器本体に触ると温かくなっていますが、正常ですか?
  • A.正常です。半導体を用いた調光器は、力率が約98%で、約2%を熱として放出します。調光器は、最大負荷を接続した状態で、最大照度で点灯中が最も熱を放出します。ルートロンの調光器は最大容量に十分耐えるように設計されており、全く問題ありません。
  • Q.アメリカ仕様と日本仕様はどこが違うのですか?アメリカ向けのルートロン製品は日本で使えますか?
  • A.日本向け商品は、日本の電源、その他国内の関連法規に合わせて内部パーツ・回路・仕様等設計されております。アメリカ本国仕様の製品は日本ではご使用になれません。

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人感センサー

  • Q.センサーを複数取付ける必要があるのはどんな場合ですか?
  • A.小~中サイズの部屋であればセンサーは1台で十分です。(詳しくは取扱説明書「センサーの配置と検知範囲」の箇所をご参照ください) センサー1台の検知範囲よりも大きな部屋の場合は、センサーを複数設置することをお勧めいたします。それぞれのセンサーの検知範囲が重なることにより、センサーの精度を一層上げる効果もあります。 さらに、コーナーやくぼみがあるなど、変わった形状の部屋の場合には、1つのセンサーで全範囲を検知することは難しいため、必ず複数のセンサーを設置する必要があります。
  • Q.なぜ退室したあとすぐに消灯しないのですか?
  • A.工場出荷時のタイムアウト時間は15分になっていますが、もっと早くタイムアウトしたい場合には最小1分に設定することができます。もし退室時すぐに消灯したい場合は、Picoリモコン等の操作によりマニュアルで消灯することも可能です。
  • Q.マニュアルで消灯すると、その後しばらく自動で照明が点灯しないのはなぜですか?
  • A.マニュアルで消灯した場合は、センサーが最後に人の動きを検知した後から、現在設定されているタイムアウト時間が過ぎるまでは、照明は点灯しません。これは照明を消した状態で在室する場合のための機能です。設定されたタイムアウト時間が経過したあとは、センサーは再び自動モードに戻り、人の動きを検知すると照明が点灯します。
  • Q.現在センサーと関連付けされている調光器やスイッチを解除する方法は?
  • A.関連付けを解除する前に、現時点で調光器やスイッチが通常どおり動作しており、センサーとスイッチ類が全て検知可能な範囲内にあることを確認してください。 センサー全面の電球マークボタンを1秒以内に3回押し、3回目は押したままにします。レンズ部分が赤色で早く点滅します。 レンズ部分が点滅したら、電球マークボタンを再度1秒以内に3回押します。レンズ部分が赤色でゆっくり点滅し、工場出荷時設定にリセットされます。注:この操作を行うと、全ての設定が工場出荷時に戻りますのでご注意下さい。
    詳細はルートロンのウェブサイト上の動画をご参照ください。
  • Q.電池はどのくらい持ちますか?
  • A.標準的な使用環境下では、約10年間持続します。(週7日、1日10時間動作した場合)
  • Q.電池がなくなってきた場合はどのように分かりますか?
  • A.電池が消耗すると、センサーが人を検知した場合にレンズ部分が約10秒点滅します。(照明は点灯しません。)電池を交換するとセンサーは直ちに正常動作に戻り、その際調光器、スイッチ等の再設定は必要ありません。
  • Q.交換用の電池はどこで購入できますか?
  • A.市販されているCR123リチウム電池を購入してください。。
  • Q.センサーを屋外に取り付けることは可能ですか?
  • A.センサーは一般屋内用に設計されており、使用周囲温度範囲は0℃~40℃/相対湿度90%以下のため、それ以外の場所に設置することはできません。

ウォールボックスシリーズ

  • Q.ルートロンの調光器のサイズは日本のバックボックスなどに適合しますか?
  • A.適合します。日本の標準的な深型バックボックスを使用できます。
  • Q.既存のスイッチをルートロンのウォールボックス調光器に交換したいのですが、可能ですか?
  • A.白熱灯を使用した調光機能のない照明器具であれば可能です。
  • Q.ウォールボックス調光器に交換する場合、既存の配線を使えますか?
  • A.既存の配線をそのまま使用できます(HWD-4NE、DVF-153Pを除く)。マエストロ・スペーサー調光器を使用し、3路/4路スイッチ配線を利用する場合、専用子機マエストロリモート(MA-R-JA-)が必要になります。
    HWD-4NE、DVF-153Pの場合は、配線が異なります。
  • Q.照明器具に調光機能がついています。器具の調光を100%にしておけば、別途、ルートロンのウォールボックスタイプの調光器を使って調光できますか?
  • A.調光機能が付いている器具は調光器では調光できません。不点、ちらつき、器具の故障、火災の原因となりますのでおやめください。
  • Q.アクセサリーにはNovaT☆スタイルとクラロスタイルがありますが、何が違うのですか?
  • A.サイズ、デザイン、仕上げが異なります。NovaTシリーズは、プレートのサイズが116×70mm、マット仕上げとなっております。クラロシリーズは、プレートのサイズが119×76mm、光沢仕上げとなっております。
  • Q.1個口の中にスイッチが2つ、3つ付いているものはありますか?
  • A.ございません。DV-3PS-JA-を用いて、横方向に連結してください。
  • Q.電子トランス付ローボルト負荷に対応している調光器はありますか?
  • A.ホームワークスマエストロ 電子トランスローボルト用(HWD-4NE-JA-)をお使い下さい。ただし、一部のトランスは弊社調光器とマッチングしない(うまく調光しない、または不点、ちらつきの原因となる)場合がありますので、詳細は弊社までお問い合わせください。
  • Q.蛍光灯器具の調光はできますか?
  • A.可能です。ルートロン製安定器を搭載した器具であれば、DVF-153Pを用いて調光が可能です。他社製の蛍光灯器具でPWM方式(4線式)の調光可能タイプであれば、DVF-153PとPWMインターフェース(GRX-PWM)を用いて調光できます。適合試験が必要になりますので、詳細は弊社までお問い合わせください。
  • Q.LED器具の調光はできますか?
  • A.可能です。但し、LED器具には調光方式が複数あり(位相制御方式、PWM方式、DMX方式)、調光にはそれぞれの制御方式に適合する調光器・インターフェースが必要になります。また、適合試験が必要になりますので、詳細は弊社までお問い合わせください。
  • Q.ルートロンのプレートは他社のスイッチや調光器と適合しますか?また、ルートロンの調光器やスイッチは他社のプレートと適合しますか?
  • A.弊社のプレートは弊社の調光器とのみ適合します。また、弊社の調光器は他社のプレートの中に組み込むことはできません。
  • Q.ルートロンのテレビジャックは衛星放送やケーブルTVにも対応しますか?
  • A.対応します。ただし、送り配線用の端子は付いておりません。
  • Q.NovaT☆スタイルのオン・オフスイッチはありますか?
  • A.現在ご用意しておりません。DV-3PS-JA-をお使いください。

グラフィックアイQSシリーズ

  • Q.グラフィックアイコントロールユニットの奥行きはどのくらいですか?マンションにも設置できますか?
  • A.グラフィックアイQS本体の奥行きは壁側に52mm、グラフィックアイQS本体の奥行きは壁側に46mmです。市販の深型(54mm程度)のバックボックスを使って設置してください。配線を考慮し、壁の厚みを含めて70mm程度の深さが理想です。マンションでの設置例も多数あります。
  • Q.リモコンで各ゾーン(各回路)ごとのオン・オフはできますか?
  • A.グラフィックアイQSは「プリセット調光」という概念に基づいて設計されており、記憶させたシーンを呼び出していただくのが基本的な使用スタイルとなります。各ゾーンの調整やオン・オフは本体もしくは別途補助コントロールを用いることで可能です。本体には16シーンまで登録することができますが、本体で呼び出せるのはシーン1-4のみとなるため、別途補助コントローラーやリモコンを用いてシーン5-16を呼び出すことが可能です。
  • Q.グラフィックアイコントロールユニットと補助コントロールをつなぐ線は何を使うのですか?CPEV線でも大丈夫ですか?
  • A.グラフィックアイ本体と補助コントロールをつなぐ線は弊社ケーブルGRX-CBL-346S-500(最大延長150m)、またはGRX-CBL-46L-500(最大延長600m)をご使用ください。CPEV線は使用できません。
  • Q.グラフィックアイを使って調光タイプの蛍光灯器具を調光することは可能ですか?
  • A.可能です。蛍光灯器具がPWM方式(4線式)の調光可能タイプであれば、PWMインターフェース(GRX-PWM)を用いて調光できます。適合試験が必要になりますので、詳細は弊社までお問い合わせください。
  • Q.グラフィックアイで調光タイプの電子トランス付ローボルトは調光できますか?
  • A.グラフィックアイコントロールユニットと電子トランス付きローボルト負荷の間に別途マルチパワーモジュール(PHPM-PA-JA-WH)が必要になります。ただし、一部のトランスは適合試験が必要となりますので(うまく調光しない、または不点、ちらつきの原因となる)、詳細は弊社までお問い合わせください。
  • Q.グラフィックアイでLEDは調光できますか?
  • A.可能です。但し、LED器具には調光方式が複数あり(位相制御方式、PWM方式、DMX方式、DALI方式)、調光にはそれぞれの制御方式に適合する調光器・インターフェースが必要になります。但し適合試験が必要になりますので(うまく調光しない、または不点、ちらつきの原因となる)、詳細はLED調光について をご覧ください。
  • Q.配線・結線方法について
  • A. 仕様書をご確認ください。

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