SivoiaQSシェードとベネチアンブラインドの点滅コード

QSシェードボタンの図

QSベネチアンブラインドボタンの図 注: 「Tilt Mode」LEDの挙動は以下の説明に当てはまりません。 このLEDは、メインボタン（クローズドリミット、オープンリミット、CW、CCW）の操作がブラインドの「チルト」モジュールに影響を与える場合、またはメインLEDのフィードバックがブラインドの「チルト」モジュールに適用される場合にオンになります。 メインLEDのフィードバックは、以下の説明に従います。

クイックリンク 通常の操作 上下限の設定 割り当てモード リンク診断モード デフォルトに戻す ファームウェアのアップグレード 障害状態 ログ抽出

ハードウェアのバージョン

• Sivoia QS Shadesは、2019年に第2世代のハードウェアリビジョンをリリースしました。Gen 2.0は、Gen 1.0の動作と基本的には同一ですが、以下で説明する点滅コードはわずかに異なります。
• Gen1.0とGen2.0のハードウェアバージョンを区別するには、「電源投入時の点滅コード中に赤の後に何が来るのか」を確認してください「赤→緑→青」と変わった場合、そのシェードはGen 1.0です。一方、「赤→青→緑」と変わった場合はGen2.0です。
• その他の判別方法についてお知りになりたい方は、Lutronテクニカルサポート迄お問い合わせください。

通常の動作

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
Gen 1.0: Gen 2.0:	起動 EDUの電源がオンになったときに発生します。 もしEDUの動き出し時にこれが発生している場合、モーターがストールしてEDUがリセットされていることを示しています。生地/裾が引っ掛かっていないことを確認してください。	8秒	Gen 1.0: 赤/緑/青を交互に点滅させてからオフにします。 Gen 2.0: 赤/青/緑を交互に点滅させてからオフにします。
	EDUは正常に動作しています。	オフ	LEDがオフ
	EDUは、ローカルの時計回りまたは反時計回りのボタンによって操作されています。	一定	緑色のLEDが点灯

[オープンリミット]ボタンをダブルタップするとEDUをオープンリミットまで開きます。[クローズリミット]ボタンをダブルタップするとEDUをクローズリミットまで閉じます。

上下限の設定

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	EDUは上下限設定モードです。 オープンリミットまたはクローズリミットボタンを1度押すと上下限設定モードを終了します。 オープンリミットまたはクローズリミットボタンを長押しすると、現在の位置を上限または下限として保存します。	一定	緑色のLEDが点灯
	EDUは現在の位置を上限または下限として保存しているところです。	1/8秒	2秒間、緑色が速く点滅します(秒間8回)
Alena Gen 2.0のみ:	位置参照が見つからないため、上下限を設定できませんでした。シェードを下限まで送ってから、再度やり直してください。	1/8秒	2秒間、赤色が速く点滅します(秒間8回)

割り当てモード

説明 - 割り当てモードは、システム上にあるシェードなどのデバイスを、キーパッドなどのコントロールユニットに割り当てて操作可能にするために使用されます。

開始方法: 割り当てモードは通常、コントロールユニットの[開く]ボタンと[閉じる]ボタンを5秒間押し続けることで開始できます。具体的な詳細については、使用しているデバイスの取扱説明書を参照してください。
終了方法: 使用しているコントロールユニットの取扱説明書を参照してください。

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	EDUは割り当てモード中で、かつ、この制御デバイスに割り当てられていません。	8秒	8秒間に2回の緑色点滅
	EDUは割り当てモード中で、かつ、既にこの制御デバイスに割り当てられています。.	1/8秒	緑色の高速点滅（1秒あたり8回）

リンク診断モード

• リンク診断モードは、すべての通信リンクが正しく配線されていることを確認するために使用されます。
• リンク診断モードは、任意のQSシェードのボタンから開始できます。
• リンク診断モードは、もしボタン操作で終了させない場合、10分後に自動的にタイムアウトします。
  

QSシェード 開始方法: クローズドリミットボタンを5秒間押し続けてから、CCWボタンをタップします。 終了方法: クローズドリミットボタンを5秒間押し続けます。
LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	クローズリミットボタンが5秒間押し続けられたことを示します。ここからCCWボタンをタップすると、リンク診断モードに入ります。	一定	緑色のLEDが点灯
	この EDUから、リンク診断モードに入ったことを示します。	1/8秒	緑色の高速点滅（1秒あたり8回）
	このEDUは正しく通信しています。EDUは小刻みに開閉しているはずです。 リンク診断モードへは、別のEDUから開始されています。	1/2秒	ゆっくりした緑色の点滅（1秒あたり1回）
	このEDUは正しく通信していません。配線を確認してください。 EDUは動いていないはずです。 リンク診断モードへは、別のEDUから開始されています。	1/8秒	赤色の高速点滅（1秒あたり8回）

デフォルトに戻す

「方法1」はすべてのシェードで機能しますが、「方法2」は、Gen2.0シェードでのみ機能します。判別方法は、上述した電源投入後のLEDパターンで判断できます。

注: EDUをデフォルト設定に戻しても、EDUの上下限の位置はリセットされません。

方法1：「4ボタン方式」（Gen1.0およびGen2.0）

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	ステップ1 最初に、クローズリミットボタンを5秒間押し続けます。LEDが2秒間点滅した後、緑色に点灯します。	1/8秒	2秒間、緑色の高速点滅（1秒あたり8回）
	ステップ2 次に、オープンリミットボタンを5秒間押し続けます。LEDが2秒間点滅した後、緑色に点灯します。	1/8秒	2秒間、緑色の高速点滅（1秒あたり8回）
	ステップ3 次に、CWボタンを5秒間押し続けます。LEDが2秒間点滅した後、緑色に点灯します。	1/8秒	2秒間、緑色の高速点滅（1秒あたり8回）
	ステップ4 最後に、CCWボタンを5秒間押し続けます。 デフォルト設定中はLEDは青色に点灯します。その後、EDUは自動的に再起動します。	一定	青色のLEDが数秒間点灯し、それからEDUが再起動します。

方法2：「トリプルタップ・ホールド・トリプルタップ」（Gen 2.0のみ）

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	ステップ1 最初に、[OpenLimit]または[ClosedLimit]ボタンを3回タップし、最後の3タップ目を5秒間ほど長押しし続けます。LEDが緑色に点滅したら、すぐにステップ2を行います。	1/8秒	2秒間、緑色の高速点滅（1秒あたり8回）
	ステップ2 次に、ステップ1で操作したのと同じボタンを、再度3回タップします。 デフォルト設定中はLEDは青色に点灯します。その後、EDUは自動的に再起動します。	一定	青色のLEDが数秒間点灯し、それからEDUが再起動します。

ファームウェアのアップグレード

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	ファームウェアアップグレードモードのデバイス：新しいファームウェアイメージの受信を待機しています。	1秒	1秒に1回、連続点滅。
Gen 1.0: Gen 2.0:	ファームウェアアップグレードモードのデバイス：新しいファームウェアイメージを受信中	Gen 1.0: 一定 Gen 2.0: 6秒	Gen 1.0: Gen 2.0: 青色のLEDが点灯。Gen2.0のシェードは時折点滅。
Gen 2.0のみ:	Gen 2.0のみ 新しいファームウェアイメージがデバイスによって保存されています。この点滅が完了するまでお待ちください。通常、1分以内に完了します。	一定	Gen 2.0のみ 黄色のLEDが点灯

障害状態

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
	最大連続動作時間を超過しました。 20分ほどお待ちいただくとシェードが動作するようになります。	8秒	8秒で赤点滅が4回
Gen 1.0: Gen 2.0:	モーターのオーバーヒート 20分ほどお待ちいただくとシェードが動作するようになります。	Gen 1.0: 8秒 Gen 2.0: 4秒	Gen 1.0:          8秒で赤点滅が4回 Gen 2.0:          4秒で赤点滅が2回
Gen 1.0 & 2.0: Gen 2.0 のみ or	EDUが障害物を感知すると、これらのパターンのうち、どれか1つで30秒間点滅します。 布地や裾の経路に障害物がないこと、およびこれらが引っ掛かったり、ぶら下がったりしていないことを確認してください。	Gen 1.0 & Gen 2.0: 1/8秒 Gen 2.0のみ: 1/2秒、あるいは1秒	Gen 1.0 & Gen 2.0: 高速、中速、低速、いずれかの赤色の点滅を30秒間続ける
	エラーが発生したため、シェードが現在位置を追跡できなくなりました。 これは通常、シェードの上下限を設定することで修正できますが、EDUに問題があることを示している可能性があります。 詳細なサポートが必要な場合、Lutronテクニカルサポート迄お問い合わせください。	1秒	2回すばやく点滅します（1秒もしくは2秒）
Gen 1.0: Gen 2.0:	配線の問題/シェードが通信できない リンク診断モード（上記）を使用して問題を診断してみてください。	Gen 1.0: 一定 Gen 2.0: 4秒	Gen 1.0:          赤色に点灯 Gen 2.0:          赤色に点灯し、4秒ごとに点滅
	Gen 1.0:     AC入力電圧の検出や電源電圧の低下など、電源の問題が発生しました。電源配線を確認してください。 Gen 2.0:     動作中に電力が失われたか、入力電圧の低下が検出されました。マルチメータでシェードの電圧を確認してください。     点滅コードが30秒以上続く場合は、入力電圧が低すぎます。	1/8秒	30秒間、高速の青い点滅（1秒あたり8回）
Gen 2.0のみ	Gen 2.0のみ モーター電圧が高すぎます。 通常、異常なイベントまたは持続的な過電圧の後にのみ表示されます。マルチメータでシェードの電圧を確認してください。	1/8秒	Gen 2.0のみ 30秒間、高速のマゼンタ点滅（1秒あたり8回）

ログ抽出

LED	説明	LEDサイクル	LED点滅パターン
Gen 2.0のみ	Gen 2.0のみ 当該のシェードからの診断ログを抽出中	4秒	Gen 2.0のみ 黄色点灯、4秒ごとに3回点滅